「移動アトリエ」をコンセプトに、鵜飼氏の3回目の個展です。
ドローイング、コラージュ、水墨画、とどれをとっても鵜飼氏の息使いが伝わります。楽しげな会話のようなコラージュ。
実際会場で制作中、というわけで、金箔、カキシブの紙、和紙、包装紙、カレンダーの裏、などなどが飛び交います。この線はどうやって?との質問に、鵜飼氏はきさくに種明かしします。
水墨画はとてもモダン、一騎打ちのごとく緊張感があって、ため息がでます。いい墨をいい硯ですっていると、よいにおいが立ち込めます。
あとは、なんと型押しによるパターンの作品。ドローイングには、パステルも水彩も墨もあり。とっても楽しめる移動アトリエになりました。