ギャラリーびー玉の展覧会


by bi-damas

桜咲く

桜の季節になりました。びー玉では、「豆本と小さな本」展が開催されました。
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赤井都さんの本。赤井さんの本は手触りがとてもいいのです。雪の結晶が随所に見え隠れして、息を詰めて読み進みます。文章ももちろん赤井さんです。
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山猫や木月禎子さんの「でんでんむしのかなしみ」(右)「和菓子」(左)山猫やさんは、文字も全て木版で彫り、和紙に刷られています。和菓子は熨斗つきでとってもかわいいのです。
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今年のニューフェイスで目を引いたのが、よしのちほさんの作品。雪の結晶がだんだんと溶けていくと、ハート型のお水になる、というもの。恋心がこめられています。
中原喜代子さんのノートもすばらしい。革、ちりめんの古布、毛皮と、それぞれの手触りを楽しめます。d0149342_23305513.jpg
他にも自作の物語がいい、風琴幻想さんの絵本や、消しゴムはんこが贅沢におされたキナーゼ/青月堂さんの旅の美味しいものブック、吉原米子さんのてんこく豆本は、飛行機の尾翼のマークや、リサイクルマークやグッドデザインマークなどの商品マークシリーズなど、超マニアックで楽しくなります。どれもこれも、ほんとうに、小さな宝石のよう。
そして、今年も田中栞さんが、横浜より来られました。初日は和綴じの講座から。化粧断ちがむずかしく、みんな一生懸命です。糸で綴じていく作業は、やってみると意外とかんたん。ほらっかわいい本ができたでしょ!
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そして、2日目ははじめての「見開き製本」です。これはページの真ん中がきれないので、見開きに絵が入る場合にとても有効です。材料はシンプルですが、糊使いにコツがあります。べちゃべちゃ厚塗りすると、仕上がりがきたなくなります。とっても神経を使う作業が続きます。田中先生の講座では、製本に必要な道具をどこで手にいれたらいいか、ということから、和本のなりたち、本のページ組みなど、ほんとうに、単に豆本ということだけでなく、本全体のことが、細やかに説明されます。今回は武井武雄のめずらしい本も見せていただきました。夢のような特別講座でした。
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by bi-damas | 2011-04-13 00:13