ギャラリーびー玉の展覧会


by bi-damas

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ベロニークの銅版画には物語性があります。逃げるいのししやハリネズミ、うさぎのかわいそうさが、次の1枚でみごとに逆転します。2枚の繋がりから見えてくるものは、現代の風刺であり、哀しみであり、笑いです。彼女はパリの歴史自然博物館で、古い本の修復や整理にたずさわっています。
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木魚きりんは、nude de nudeというテーマで長年製作しています。木版、リノカットのとても力強い表現です。裸というのは、素直、純粋、命、自然いろいろなものを連想しますが、今回は「命」しかも「命の連鎖」。聞けば、まわりの友人がベビーラッシュで、たくさんの新しい命とであっています。赤ちゃんから力をもらったそうです。
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パリの銅板画と、大阪の木版画、このふたつの組み合わせは、実は2年前の小さな版画展でそれぞれの作品が隣り合わせて展示されたことがきっかけです。互いが版画をはじめたのもほぼ同時期なら、互いが無類の本好き、動物や自然が好き、そしてアナログ派。素朴にして大胆、イメージの豊かなこと、共通するいくつかの印象に、わたしは二人展をそのとき即決めたのでした。
木魚きりんは落語が好きで、お茶と粟おこしが似合う下町のタバコ屋の看板娘さんのようでした。まだ見ぬベロニークさんはどんな人でしょうか。いつの日か、ベロニークさんにお会いしてみたいものです。
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by bi-damas | 2008-03-29 10:30

ファーブルの机展

やっと暖かくなりました。3月下旬からいよいよ虫たちが活動を始めだします。といってもわたしは虫はちょっと苦手。なのでファーブル先生に助けていただきました。ファーブルは「昆虫記」で有名ですが、ふんころがしの研究など、まじめな観察者といったイメージが強いですね。びーだまに集まったたくさんの作品を見ていると、ファーブル顔まけの観察者もいますが、架空の昆虫を創造した田中 修氏の虫女はとてもなまめかしいです。
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三好良彦氏の「新種」「ファーブルのいす」(左)も、いそうでいない虫たちです。
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虫嫌いな人でも、ほっとする高木伸子さんのビーズのアクセサリー。きらきら光る硝子を見ていると、だんだん虫に見えてきました。d0149342_2311115.jpg
日曜はケンタさんのカリンバコンサートや、鈴木明子さんの万華鏡ワークショップがあり、春を先取りしたような、光を暖かく感じる1日でした。他にも革の蝶(北口真美)、木版のくも(ともか)銅版の蛍(粟津謙太郎)虫の写真の万華鏡のごとく(橋本修一)などなど。ファーブルの机展は3月15日土曜まで。(平日13:00~20:00 最終13:00~17:30)
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by bi-damas | 2008-03-11 23:22