ギャラリーびー玉の展覧会


by bi-damas

掌の小説・掌のアート展

川端康成の、短いお話が120編も集まった「掌の小説」をテーマに、展覧会をしました。銅版画で「手紙」より。ハセガワアキコさん。時計をキーワードにした
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「屋根の下の貞操」より、懐中時計を使ったオブジェ作品です。
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たくさんの珈琲椀は岡野里香さん。「雪」からです。コースターは家次久仁子さん。かべにはスイアンリさんのコラージュ作品。
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壁には上山榮子の銅版画、「化粧の天使達」より。幾つかイメージがちりばめられた、まるで万華鏡のようなお話です。
おなじく銅版画は、桐山暁さん。右は「笑わぬ男」より。
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右がえがわ陽子さんの銅版画。登場人物である、メリー、アンナ、百合。左が大場康弘さんの「屋上の金魚」より。女性の表情がとてもいいです。
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さはらあこさんの本は、触れるとさらさらして、雪の感じがしました。表紙はステンドグラスです。いくつかの小説がモチーフになっています。
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スイアンリさんは小さなアーティストということでしょうか。マチスとピカソがモチーフになっています。
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上畑ナオミさんの短歌、父と娘の愛憎を描いた歌です。「めずらしい人」短編集の最後の小説です。
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上畑さんが焙煎した珈琲を岡野さんのカップでいただきます。朗読会には9名が集まりました。d0149342_13405035.jpgd0149342_13413146.jpg
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朗読会は今回で2回目、不思議と読む小説はだぶりませんでした。短いお話は2頁のものがあり、長くても8頁。声を出して読むことで、物語の世界に集中します。聴く方も、珈琲の香りやカップの触りごこちから、立体的に小説と向き合うことができました。師走の慌ただしい時期でしたが、朗読会での3時間は、ゆっくりと心のうちに降りていくことができました。こんな1年の締めくくりもいいな、と思いました。
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by bi-damas | 2016-12-29 13:53